不動産投資の現状はどうなっているのか、そのことについてあらかじめ知った上で不動産投資を始めた方がいいでしょう。バブル崩壊前の不動産投資と言えば、日本では神話的な金融投資商品でした。価格が上がって上がり続けるというような不動産投資神話もありましたが、今は、バブルが崩壊して、普通の投資と変わりがないようになりました。上がるかもしれないし、下がるかもしれない、これは普通の他の投資と同じです。バブル崩壊前の不動産投資は、上がることしかなく、下がることがありませんでした。
最近の日本の不動産投資業界には、実はアメリカの投資家たちも参入してきていますから、なかなか難しいような状況も出ているとのことです。しかし海外の投資家が日本の不動産投資に目をつけているということは、言い換えてみれば日本の物件の価値はこれから上がると予想しているから、わざわざリスクを冒してまで、海外からも日本の不動産投資に手を出しているのではないかと考えられます。
しかし日本人投資家は、日本の投資物件よりも、最近は中国やタイなどの海外でこれから経済的に発展するであろうと予想されている国の不動産投資に手を出すようになりました。
ですから、日本の不動産投資の現状としては、まだ不安定な状況が続いており、必ずもうかるという保証はありませんし、これから先、どうなるのかということについては、まったく予想が出来ないような状況になっているのが現状です。